2011年11月04日

汝、悪を否定せずに良心に従え!

前回の話の続きだが、善悪を分別する認識が人類を堕落させた
という事について、分かりにくい人がいたかも知れない。
それを理解する為には、少し前の記事で出てきた「良心」がキーワードとなる。
「善意」という言葉に置き換えても良いが、要するに「良心」や「善意」を指す。

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『船井幸雄の未来をつかむ考え方事典』には次のように書かれている。

●良心に従えば世の中愉しくなる

人間の成長の歴史とは、実は知恵や魂の歴史でもあるのです。
そしてその知恵や魂は私たちの心の中に連綿と引き継がれてきているのです。
食べ物を得るために骨肉の争いまで演じた古代を経て、
人類は獣のように食べ物のために血を流すことはなくなりました。
近代の奴隷制度も非人間的ということで世界から消え去りました。
また悲惨な経験から戦争は悪であるという認識は人類の共通認識に変わってきています。
そういう長い歴史を経て、人類の中の「良心」というものが、
高められ築き上げられてきたわけです。
この「良心」というのは、誰が考えても望ましい善です。
その望ましい善に従って生きることが、人類の霊的生命力を高め、
さらに人類を素晴らしい人類へと進化させていくわけです。
実は、人類はこの「良心」を、さらなる「良心」にするための実行段階に来ているのが、
いまだと言えるのです。
衣食足って礼節を知る、ではありませんが、人類、
特に先進諸国の人々はもう十分に衣食が足っているはずです。
もはやこの段階でも、衣食を無駄に求めていくような低レベルの立場にしがみついていけば、
先に述べたように地球崩壊化、ひいては人類滅亡を招いてしまいます。
ここで意識を向上させ、礼節や良心ある行動に向かおうとするならば、
間違いなくパラダイス時代を迎えることができるはずです。
人間は「良心」に従って生きると、顔のツヤも良くなり、
気分も優れ、苦しいときも明るく生きることができるようになります。
そして、明るく生きるからこそ、いいことが身の周りに起き、
また楽しい知恵がつくようになります。直観力も高まってきます。
つまり「良心」は人間の運命を好循環させるのです。
最近、瞑想や気功を始めている人は、私の知る限り、
「良心」に従って生きようとしています。
それは、瞑想や気を知ることで、自分の中に内在する大いなる本質と
その心である「良心」に気づかれたこと、またそれに従って生きることが
心身にとっても脳にとっても良いことに体験的に気づかれたからでしょう。
「良心に従って生きる」――これこそが、私たち現代人が採るべき姿なのです。
人々が皆そのように生きたならば、どんなに素晴らしい世の中がやってくるでしょうか。
私は、必ずそういうパラダイス的な世の中がやってくると確信しています。
それは人間が知的生命存在であり、かつ知的レベルが上がっているからです。
そしてそれを裏付けるように「本物技術」や「本物の人間」が増えています。
こういった人たちが旗振り役を演じながら、「百匹目の猿現象」が起こり、
人類全体が良心に従って生きる時代がやってくるのは間違いないと思えるのです。


常識的に見れば、誰が読んでも正論であり、理想的な生き方に違いないだろう。

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だが、関西アーバン銀行頭取の伊藤忠彦氏は『宇宙が味方する生き方』の中で、
「人間が思いつくような善なる行為はすべて偽善」だと述べている。

しばしば人間は闇に向こうとしますが、
それは悪の遺伝子がもたらす自己本位の生き方ですから、なるべく避けたほうが賢明です。
悪を避けるというのは消極的で、善行をなすことのほうが積極的に思えるかも知れませんが、
そこに大きな落とし穴があることを忘れてはなりません。
たとえ、誰にも知られずに、恵まれない人々に何かを寄付していたとしても、
自分の心の奥底のどこかに善行をすることで自分自身が満足している部分が
全くないとは言い切れないと思うからです。
むしろ現代人で本当の善行をしている人は誰ひとりいないと考えたほうがいいでしょう。
人間が思いつくような善なる行為は、すべて偽善といっていいかも知れません。
もちろん、愛を悟った人ならば、無私の愛がどんなものであるかを知っているために、
本当の善行はできるかも知れません。
でも、一般の人間はそこまで悟れませんから、無理して偽善をするよりも、
その前の段階として、悪をなさずに生きることを心がけたほうがいいと思います。
悪をなさなければ宇宙の進化と同調し、その上昇気流に乗って、
精神はどんどん成長していくことでしょう。
また、悪を避け、真理を学ぶことで、真理の光の下に来れば、春の光のように、
光のある温かい熱、愛の喜びを感じることができるのです。


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獣が今まで伝えたかった事は、まさに
「人間が思いつくような善なる行為はすべて偽善」だという事である。
自分で言うのも何だが、それは獣が無私の愛を悟っているからだ。
敢えてそれを主張しておく理由は、それを前提に読んでもらわないと、
これから獣が書く内容が全く理解できないと思うからである。
まず、獣の主張は伊藤忠彦氏と同じものである。
通常、良心や善意は意識的なものだが、「意識的」という事は自我(左脳)が
生み出す思考や感情で、「悪」から生まれた善、即ち「偽善」という事になる。

だが、「無理して偽善をするよりも、その前の段階として、
悪をなさずに生きることを心がけたほうがいい」
という事には異議がある。
その点、船井幸雄氏が説いている「良心に従って生きる」という事を評価したい。
それが、いわゆる「奉仕」に繋がるのだが、
獣が今まで「奉仕」や「愛」について否定的に書いてきたのは、
人は真我に目覚めるまでは本当の「愛」を知らず、善行は全て偽善だからである。
矛盾したような話だが、説明が困難なのでご了承願いたい。

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またまた話題に出すが、例えばマザー・テレサは
「人間にとって最大の罪は愛が足りないことです」と叱咤している。
その言葉に対して「善人」は共感し、「悪人」は反感を持ったり鼻で笑う事だろう。
だが、それらを超越した次元の視点からすると、テレサの発言は低次元である。
利己主義(悪)に染まった現代人から見ると、マザー・テレサは偉大かも知れない。
が、マザー・テレサの意識レベルが5次元に到達していない事は明白である。
それは、義人ノアと同じレベルに属すると思われる。

具体的に言えば、幽界レベルから「解脱」した第一段階の「覚醒」のレベル、
いわゆるフォーカス27(六道輪廻の天道)の領域だと思われる。
自他一体を理論的に理解し、愛や奉仕に喜びを感じ、
輪廻の解脱に向けての意識進化をしている段階である。
その意味で、「良心に従って生きる」というのは意識進化の法則的に正しいし、
決して否定する訳ではない。

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だが、「人間にとって最大の罪は愛が足りないことです」というのは、
真理に無知な者の発言だという事である。
獣には善悪の分別はない。
善悪の分別は出来るが、善悪を分別しない生き方をしているからだ。
従って、意味も分からず善悪の分別が出来ない狂人とは異なる。
故に、獣は善人ではなく、善人を目指す事もなく、愛や良心を意識する事もない。

それは悪に生きているという事ではなく、「善一元」を認識しているからであり、
それを人に分からせる為に意図的に非常識なパフォーマンスをする事もある。
「反面教師」を演じる事も反キリストの仕事だが、反面教師というよりも、
善悪の常識や価値観の破壊と言った方が適切かも知れない。
但し、「善一元(善悪統合)」に至る前の段階として、
良心に従って生きる事も必要なプロセスだと考えている。

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言いたい事がお分かり頂けるだろうか……。

「むつかしいこと申さずに、ひらとう解けと申してあろうが。
ミタマは上中下三段、三段にわけて説いて聞かせねば仕組おくれるぞ」

(日月神示)

獣はいつも、様々な意識レベルの人に理解できるように、
様々な引用を用いて、様々な角度から説明を試みているつもりである。
それがかえって複雑な文章にしてしまっている部分もあると思うが、
平たく説いているつもりなのでシンプルに理解して頂きたい。
まずは、船井幸雄氏の話、伊藤忠彦氏の話、
そしてテレサ発言に対する獣の見解について考えてみてもらいたい。
posted by 獣 at 00:18| Comment(5) | 5次元に導く「獣神示」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
例えば、「苦」に直面している人に、中途半端に手を差し伸べても、その人にとっては
「チャンス」だったのを、悲しいかな妨げてしまっている!?
ピンチがチャンスだったのを、中途半端に濁してしまうというか何というか・・・
善意からであっても、偽善になってしまうということでしょうね。
敢えて見過ごすことも、「善」になる!?それを認識して、心から応援するのも
必要な気がします。(解釈違ったらすいません。)
Posted by 破地獄の種子 at 2011年11月04日 11:58
人造人間キカイダーで、「良心回路」というのがあります。

人造人間キカイダー 〜良心回路と服従回路(是非・一読を!)^^
http://takenami1967.blog64.fc2.com/blog-entry-82.html

「不完全な良心回路を持ち、善と悪の狭間で苦悩する人造人間の戦い」というテーマ

製造者である光明寺博士はこう言った。
「わるい命令にはぜったいにしたがわないロボットの『心』をつくるのだ!!」

キカイダー=ジローの誕生を知ったプロフェッサー・ギルはこう。
「ばかめが! 人造人間はロボットだ! 自分で善悪の判断などはじめられては・・・」

キカイダー=ジローの反応。
「光明寺博士はちがう!!それじゃなぜ・・・ぼくの”心”に悪いことはいけないと・・・おしえてあるんだ!?」

>要は人工の心がいかにして本物の人間の心に近づいていくのかが物語の中心にある。そして、ジローが近づこうと目指した”人間の心”が、実は彼の持つ”不完全な良心回路”そのものであったという「毒」は、石ノ森章太郎ならではの発想だろう。ジローは実は、最初から”人間の心”を持っていたんだという、一種のどんでん返しだ。
http://www.youtube.com/watch?v=1pKaondq5TM&feature=related


>総裁は、良心=直霊に宿る「人間の心・宇宙(神)の意志」だと思います。(忍)

そして、

一番、良心に従って生きている生物は、、、???

「猫」だと思う。(爆アホ)^^;

犬のような服従回路もなく、偽善も、奉仕もなく、自由気ままに生きる。

猫とは隠語で、「天皇」を意味する。

なので、人は皆 天皇に即位するべきである!(閣下説!?)


いつか、賢そ〜な猫を飼ってみたい。(笑)
http://www.youtube.com/watch?v=SYLj372c-zM

Posted by 総裁越楠 at 2011年11月04日 13:28
自由気ままでなさそうで、ガチガチな天皇が何故「猫」にされたのか不思議ですね。(難)

猫は実家に飼ってます。巨大なデブネコですが・・・(爆)
Posted by 破地獄の種子 at 2011年11月04日 14:17
猫=根子=天皇・ヤマトネコ (知ってたらゴメン)^^;
http://jinga123.blog118.fc2.com/?mode=m&no=78 

なんか猫もエジプトと縁が深い!?
http://www.56nyan.com/joho/neko/neko_rekishi.htm
Posted by 総裁越楠 at 2011年11月04日 17:48
総裁、感謝です。
そういえば、筑波の御用の時に晴明の考察したのを思い出しました。(礼)

エジプトでは、猫はモロに神の象徴ですね!
天皇は神とされてたから、エジプトの名残かもですね!
Posted by 破地獄の種子 at 2011年11月04日 18:03
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